• ホーム
  • 特集
  • 秋の金沢に行ったら絶対に見たい!とっておきの紅葉風景

秋の金沢に行ったら絶対に見たい!とっておきの紅葉風景

金沢の紅葉は、日本庭園をはじめ、人が手を加えた、“魅せる紅葉”へ進化。

「斑紅葉(むらもみじ)」と呼ばれる、まだらに色づいたモミジにも美しさを見出す、独特な美意識に裏打ちされています。

「わー、キレイ!」だけじゃ終わらせない、侘び寂びの世界へと通じる、大人好みの紅葉スポットをご案内しましょう。

ここの紹介する紅葉の見ごろは例年11月中旬〜下旬です(別記があるものを除く)。

※見頃は年によって大きく変わります。

まちなかの紅葉スポット

  • アメリカ楓通り

  • アメリカ楓通り

  • 金沢城公園・本丸園地付近(いもり堀方面から望む)

  • 金沢城公園

  • 金沢城公園・三十軒長屋(国指定重要文化財)

  • 本多の森公園・国立工芸館(国登録有形文化財)

  • 本多の森公園

  • 緑の小径

  • 緑の小径そばの本多公園・旧本多家住宅長屋門(国登録有形文化財)

  • 美術の小径

森の都と称される金沢。まちなかには緑が多く、秋にはそこかしこで美しい紅葉が見られます。ここでは金沢の中心部で見られる代表的な紅葉スポットを紹介しましょう。


アメリカ楓通り:市役所前と金沢城公園玉泉院丸口を結ぶ約250メートルの直線道路はアメリカフウ(モミジバフウ)の並木道となっています。隣接するいしかわ四高記念公園や広坂緑地とともに、森の都らしい洗練された紅葉が楽しめます。紅葉シーズン中は夜間ライトアップも実施。見頃は少し早く11月上旬。


金沢城公園:鬱蒼と木々が生い茂る本丸園地をはじめ、まちの中心部とは思えない深い森があり、カエデやサクラなどのほか、中にはブナもあり、スタジイなどの常緑樹の緑の中、赤や黄色の木々が映えます。


本多の森:自然豊かな小立野台地の一角にあり、森の中には文化施設が点在。国指定重要文化財のいしかわ赤レンガミュージアムや、国の登録有形文化財の国立工芸館といったレトロな建物と、紅葉の対比は絵になります。森の中に大きなガラス窓がせり出す石川県立美術館のカフェも人気。


美術の小径・緑の小径:石川県立美術館から中村記念美術館へ続く「美術の小径」と、中村記念美術館から鈴木大拙館へと続く「緑の小径」は、まちの喧騒から離れた心地よい散歩道。鬱蒼と生い茂る木々は秋になれば色とりどりに彩られます。鈴木大拙館にある本多の森を借景にした水鏡の庭も必見。

Column

卯辰山・奥卯辰山の紅葉

ひがし茶屋街の背後に続く小高い山が卯辰山(うたつやま)。ここはまちの中心部からも近い自然豊かな公園として市民に親しまれています。山上からは紅葉した木々越しに金沢の中心部や北陸新幹線、日本海まで見渡せます。卯辰山の南東には奥卯辰山健民公園もあり、紅葉に包まれた池には白鳥が泳ぎます。

みごとな紅葉が楽しめる日本庭園

  • 西田家庭園 玉泉園

  • 西田家庭園 玉泉園

  • 西田家庭園 玉泉園

  • 武家屋敷寺島蔵人邸

  • 武家屋敷寺島蔵人邸

  • 武家屋敷寺島蔵人邸

  • 武家屋敷跡野村家

  • 辻家庭園

  • 玉泉院丸庭園(金沢城公園)

加賀藩初代藩主・前田利家と二代利長は千利休から茶湯を学び、加賀藩は広く茶道を奨励して、今も茶道盛んなまちとして知られます。そんな金沢には由緒ある日本庭園が多く、風情あるひと味違った紅葉を楽しむことができます。

※ここで紹介する庭園は全て入園有料です。詳細はリンク先でご確認ください。


西田家庭園 玉泉園変化に富んだ上下二段式の池泉回遊式庭園で、紅葉する木々の種類の多さが特徴。金沢市内で最古の茶室もあります。石川県指定名勝。


寺島蔵人邸:樹齢300年以上というドウダンツツジの古木や、庭には食料となる実がなるものを中心に200本程度の木々が植えられています。金沢市指定史跡。


武家屋敷跡 野村家:大野庄用水の水を引き入れた曲水がぬれ縁にせまり、周囲に配された灯籠やきれいに剪定された木々に癒されます。『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で2つ星を獲得。


辻家庭園:日本近代庭園の父・7代目小川治兵衛が手がけた英国風自然庭園。樹齢300年というシンボルツリーのケヤキが目を引きます。金沢市指定文化財。


玉泉院丸庭園:加賀藩三代藩主・前田利常が作庭を始め、廃藩時まで金沢城内玉泉院丸に存在していた庭園。現在の庭園は2015年に忠実に復元されたもの。

Column

日本庭園を眺めながらお茶を

紅葉に彩られた美しい庭園を眺めつつ、一服のお茶でくつろげるのは、金沢旅行の醍醐味の一つ。ここで紹介した4カ所以外にも、そんな優雅なひとときが楽しめるところがいくつもあります。兼六園の時雨亭、金沢城公園玉泉丸庭園の玉泉亭など、抹茶と上生菓子で本格的なもてなしを受けられるところも。

地元カメラマンがおすすめする兼六園の紅葉スポット

  • 山崎山

  • 山崎山からの眺め

  • 山崎山近くの曲水

  • いしかわ生活工芸ミュージアム近くの落ち葉のじゅうたん

  • 栄螺山から望む霞ヶ池と唐崎松

  • 栄螺山から望むライトアップされた唐崎松

  • 徽軫灯籠と水面に映った紅葉

  • 紅葉と霞ヶ池

  • ライトアップされた紅葉の瓢池

  • 瓢池・紅葉の中を落ちる翠ヶ滝

四季折々に美しい兼六園。なかでもドラマチックな風景に出あえるのが紅葉シーズンです。日々刻々と風景が変化する、人と自然が作った、一期一会の絶景が待っています。


山崎山:小立野口そばにある築山で、金沢城の土居(東外惣構)を利用して作られたといわれています。カエデやトチノキなど、あたり一面が黄色や赤く色づき見事。「紅葉山」の別名もある兼六園随一の紅葉スポットです。


花見橋〜山崎山:曲水に架かる擬宝珠の欄干がある花見橋を渡り、いしかわ生活工芸ミュージアム沿いや、曲水沿いに山崎山へ向かう途中、赤や黄色に染まったカエデが美しく、曲水に映る紅葉や苔の上一面に広がった落ち葉も絵になります。


霞ヶ池:池畔に徽軫灯籠(ことじとうろう)が立つ兼六園を代表するスポット。池の回りをぐるっと一周するとさまざまな表情の紅葉が楽しめます。中でもおすすめは、徽軫灯籠手前の虹橋を渡って振り返る水面に映った対岸の紅葉と、親不知からの雪吊りされた唐崎松と紅葉のコラボ。


栄螺山:江戸時代に霞ヶ池を掘り広げた時に出た土で作られた高さ9メートルの築山。頂上からは色とりどりの紅葉と池のブルーのコントラストが楽しめ、唐崎松の向こうには紅葉した卯辰山も望めます。ライトアップ時には手前のカエデと唐崎松が暗闇に浮かび上がってとても幻想的。


瓢池:金沢21世紀美術館側の真弓坂口を入ってすぐにあるのが瓢池。池の背後に迫り上がる色づいた森とその中を落ちる翠ヶ滝は深山幽谷の趣さえ感じられます。ライトアップされると色とりどりの紅葉が水面に映って神秘的です。

(写真と文/若井憲○北陸ライター)

Column

兼六園ライトアップ〜秋の段〜

紅葉シーズンに合わせて兼六園は夜間ライトアップが行われ、夜間は無料開放されます。雪吊りされた唐崎松をはじめ、霞ヶ池や瓢池周辺の紅葉した木々が暗闇に浮かび上がるシーンはとても幻想的。夜は冷えますので、温かい格好でお出かけください。

紹介したスポットをマップで見る

地図を
  • 金沢城公園・玉泉院丸庭園
  • いしかわ四高記念公園
  • 石川県立歴史博物館
  • 石川県立美術館
  • 国立工芸館
  • 美術の小径・緑の小径
  • 寺島蔵人邸
  • 武家屋敷跡 野村家
  • 辻家庭園
  • 西田家庭園 玉泉園
  • 兼六園

Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください。