ギャラリートーク
◇企画展
秋聲作品の映画化には、その生前に3作、没後に5作が数えられます。生前にはいずれも大正期に秋聲が集中的に執筆した大衆向けの小説、没後には、いわゆる秋聲の“代表作”と称される小説が多く選ばれているようです。
人の声や音楽を好んだ秋聲のこと、無声映画の時代にはさほど心惹かれなかったと書き残していますが、昭和に入りトーキー(発声映画)が普及すると、カフェやダンスホールなどと同様、日常的な娯楽の対象としてしばしば映画館を訪れ、そしてその体験をもとに、小説の中にも都市文化の象徴として映画を描き込むようになります。また、久米正雄や岡栄一郎など映画界に接近した親しい作家たちの影響からか、松竹や日活の映画撮影所を見学に訪れたこともありました。
この企画展では、映画化された秋聲作品および秋聲と映画にまつわるエピソードについてご紹介します。
【会期】令和7年10月1日(水)~12月28日(日)
〇学芸員による展示解説
令和7年10月11日(土)、令和7年11月1日(土)、令和7年12月6日(土)
※各日共1日2回 ①11時~②14時~(各回40分程度)
プラン基本情報
- 料金
- 一般310円、65歳以上210円、高校生以下無料
- 開催日
- 令和7年10月11日(土)、令和7年11月1日(土)、令和7年12月6日(土)
- 開催時間
- 11時~/14時~
- 所要時間
- 各回40分
- 開催場所
- 徳田秋聲記念館
- アクセス:公共交通機関で
- 北鉄 路線バス「橋場町(金城摟前)」下車、徒歩7分 北鉄 城下まち金沢周遊バス〈右回りルート(RL)〉「RL4番橋場町(ひがし・主計町)」下車、徒歩3分 JRバス「橋場町(ひがし茶屋街)下車、徒歩3分
- 駐車場
- あり
- 駐車場:台数
- 2台
- キャンセルについて
- 不要