
金沢で体験する、香り高きクラフトの世界 クラフトビール&クラフトジン
歴史とモダンが共存する街・金沢。そんな金沢で、今注目を集めているのが「クラフトビール」と「クラフトジン」。
地元の素材と職人のこだわり・手仕事によって丁寧に作られたクラフトドリンクは、飲み物という枠を超え、金沢の文化そのものを体験できる一杯です。
ここでは、地元金沢で生まれ育ったクラフトビール・クラフトジンの魅力をご紹介します。
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【金沢クラフトビール】オリエンタルブルーイング金沢(ORIENTAL BREWING)
- 金沢のクラフトビール人気を牽引する存在として注目を集めているのが「オリエンタルブルーイング金沢」。市内に複数の直営店を構え、観光客はもちろん、地元の人々からも厚い支持を集めています。
- 【創業のストーリー 】
- 創業者・田中誠氏は、世界一周の旅を通じて各国のクラフトビール文化に触れ、スウェーデンで醸造技術を学びました。そして2016年、「金沢にも本格的なクラフトビール文化を根付かせたい」という強い想いから、金沢での醸造をスタート。金沢の自然・特産素材を活かした個性あふれるビール造りを追求し、地域に根ざしたクラフトビールブランドへと成長を遂げています。
- 【受賞歴多数の代表的ビール】
- オリエンタルブルーイングでは、地域の特産素材を活かしたオリジナリティあふれるビールを数多く醸造しています。国際的なコンペティションでも高い評価を受けており、金沢の誇るクラフトビールブランドとして確かな地位を築いています。
- ●「湯涌ゆずエール」:金沢・湯涌温泉地で育った「金沢ゆず」をたっぷり使用した爽やかなエール(Int'l Beer Cup 2017金賞受賞)
- ●「加賀棒茶スタウト」:金沢名物「加賀棒茶」の香ばしさとほのかな酸味が絶妙な黒ビール(Int'l Beer Cup 2018銅賞受賞, Japan Great Beer Awards 2020 銀賞受賞)
- ●「能登塩セゾン」:奥能登の海塩が生み出す、スパイシーでクリーンな味わい (Int'l Beer Cup 2020銀賞受賞)
- 【特徴は?】
- オリエンタルブルーイングは、地域密着型でありながら、高品質でユニークなクラフトビールを提供する醸造所として、多くのビール愛好者に支持されています。 小規模醸造所ならではの柔軟性を活かし、季節限定のビールも展開しており、春には桜を使ったビール、秋にはパンプキンエールなどが楽しめます。
- 【オリエンタルブルーイング金沢のビールが味わえる直営店は?】
- ■金沢駅エリア
- ●オリエンタルブルーイング金沢駅店(金沢駅構内あんと内2階):電車や観光バスの発着前後にも立ち寄れる、利便性抜群の人気店!クラフトビールのお土産購入にも最適!
- ●BISTRO ORIENTAL(「クロスゲート金沢」2階):地元食材を使った料理とのペアリングが楽しめるビストロスタイルのお店。
- ■ひがし茶屋街周辺
- ●オリエンタルブルーイング東山店:浅野川大橋近く、歴史ある氷屋の事務所を改装した風情ある店舗で、観光の合間にゆったりと地ビールを楽しめます。
【金沢クラフトビール】BREW CLASSIC(ブルークラシック)
- 金沢港近くでビールを醸すBREW CLASSIC(ブルークラシック)は、革新と伝統が交差する街・金沢において、注目を集める新進気鋭のクラフトビール醸造所です。その味わいはビアファンを魅了し、世界的な品評会でも高い評価を獲得しています。
- 【クラフトビール誕生のきっかけ】
- 創業者・酒尾壮典氏は、MBA留学中に出会った「ボストンラガー」に感動したことをきっかけに、クラフトビールの世界に魅了されました。特に地域に根ざしたブルワリーの在り方に深く共感し、2021年、金沢に「BREW CLASSIC」を立ち上げました。
- 【醸造のこだわり】酵母の鮮度が決め手
- BREW CLASSIC(ブルークラシック)では、酵母にこだわり、回収酵母を使用せずに仕込みの度に“新鮮な液体酵母”を使用しています。これにより、毎仕込みで酵母が健全に働き、雑味のない繊細でクリアな味わいを実現できると考えています。ビールの世界大会WORLD BEER CUPでは最高金賞を受賞しました。このようなこだわりをベースに、品質追求へのチャレンジを続けています。
【金沢市内で楽しめる直営店 】 Taproom BREW CLASSIC(タップルーム ブルークラシック)- 金沢市片町にある直営のタップルームでは、常時6種類の樽生クラフトビールを提供。観光の合間や週末のお出かけにも立ち寄りやすい、人気のスポットです。缶ビールのテイクアウトも可能です。
- ・所在地:石川県金沢市片町1−3−3
- ・営業時間: 水・木・金:11:00〜15:00、土・日・祝:13:00〜21:00
- ・定休日: 月・火(祝日は営業)
【金沢クラフトジン】世界が認めた「HACHIBAN」Alembic蒸留所
- クラフトジンの世界に新風を吹き込んでいるのが、金沢初のクラフトジン蒸留所「Alembic(アレンビック)大野蒸留所」。2022年にリリースされたファーストプロダクト「HACHIBAN(ハチバン)」は、発売からわずか数年でロンドンやサンフランシスコの国際品評会で最高賞を受賞。今、まさに“世界が注目するジャパニーズジン”の代表格として、世界中のバーテンダーやジン愛好家から高い評価を受けています。
- 【設立背景】 食のまち・金沢から世界へ
- Alembicは、2019年、中川俊彦氏によって金沢・大野町に設立されました。醤油蔵が並ぶ歴史ある港町・大野で、料理人の家庭に育った中川氏は、「金沢の食文化に寄り添うジン」をテーマに、地元の素材と技術を活かした蒸留所を立ち上げました。
2022年に完成した初のクラフトジン「HACHIBAN」は、まさにその思いを体現した一本です。 - 【世界に認められた“金沢のクラフトジン”「HACHIBAN」のこだわり】
- 北陸の自然と食文化を意識した8種類のボタニカルを使用し、「霊峰・白山の伏流水」を仕込み水に使うことで、雑味のないクリアでまろやかな口当たりを実現。すべてのボタニカルを一度に蒸留する「ワンショット蒸留」によって、香りの一体感と高い品質管理を両立。 発売から間もないにも関わらず、IWSC 2023(ロンドン)で最高金賞、サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションでのDouble Gold(最高金賞)など国際的な受賞歴を誇ります。
- 【飲みやすさが魅力】「ジンはクセが強くて飲みにくい」──そんなイメージを持つ方にこそ、ぜひ試してほしいのがこの1本。
- 刺身や和食など、日本料理との相性も抜群で、食事に寄り添うジンとしても高く評価されています。
- 【Alembicの商品が買える所】
金沢市内の一部セレクトショップ・酒販店にて購入可能です。
- 【Alembicの商品が買える所】