金沢21世紀美術館 見どころと楽しみ方ガイド

アートは、どんなときも見る人に喜びや安らぎ、生きる力を与えてくれます。そして金沢21世紀美術館には、建物や存在そのものに人々の心を動かす力があります。

同時代を生きる世界中のアーティストの感性にふれたい方、アートを通じて心静かに自分に向き合いたい方、そして金沢21世紀美術館で新しい発見や体験をしたい方に。とっておきの美術館の歩き方、楽しみ方のコツを紹介します。


(写真)金沢21世紀美術館 外観 [撮影:渡邉修 提供:金沢21世紀美術館]

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館内をめぐり、作品を鑑賞して、自分の「好き」に出会う

  • レアンドロ・エルリッヒ《スイミング・プール》2004 金沢21世紀美術館蔵 [撮影:渡邉修 写真提供:金沢21世紀美術館]

  • マイケル・リン《市民ギャラリー 2004.10.09 -2005.03.21》2004 加賀友禅の伝統的な文様をモチーフにした美しい壁面

  • ピピロッティ・リスト《あなたは自分を再生する》2004 金沢21世紀美術館蔵 [撮影:木奥惠三 提供:金沢21世紀美術館] 誰もが必要とする浄化の場所である「トイレ」に設置された作品

  • アニッシュ・カプーア《L'Origine du monde》2004 金沢21世紀美術館蔵 [写真提供:金沢21世紀美術館] 傾斜したコンクリートの壁面に見える巨大な黒い楕円形が、私たちを深い思考へと誘う

  • (写真)金沢21世紀美術館 外観 [撮影:中道淳/ナカサアンドパートナーズ 提供:金沢21世紀美術館] 交流ゾーンは22:00までオープンしており、作品がライトアップされるなど昼とは異なった雰囲気

金沢21世紀美術館は、2004年に開館した現代アートを収蔵する美術館です。妹島和世+西沢立衛/SANAAが建築デザインを手がけ、ベネチア・ビエンナーレ国際建築展展示部門「金獅子賞」を受賞したことでも知られています。

館内は有料の展覧会ゾーンと無料の交流ゾーンに分かれており、テーマを設定した特色ある展覧会を開催するほか、建築と一体化したアート作品を恒久展示しています。レアンドロ・エルリッヒの《スイミング・プール》が人気ですが、ここでのアートとの出会い方、楽しみ方はもっと多様。季節や天気、訪れた時間帯によって印象が変わる面白さもあります。

自分と同じ時代を生きるアーティストが、今の時代をどう捉え、どう作品に反映させているのか。一緒に訪れた人と感想を語り合うと、鑑賞体験が深まります。


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美術館の敷地に加賀藩ゆかりの茶室を発見

金沢21世紀美術館の敷地内の樹木に囲われた一角に「松涛庵」「山宇亭・腰掛待合」という二つの茶室があります。いずれも加賀藩ゆかりの茶室で、付随する美しい茶庭とともに無料で一般公開されています(茶会開催時を除く)。

現代アートを扱うモダンな美術館と、歴史ある茶室が並んで建つ風景には、金沢らしい新旧のカルチャーの融合が感じられます。

歩いて、座って、美術館の風景の一部になる

  • (写真)金沢21世紀美術館 外観 [撮影:渡邉修 提供:金沢21世紀美術館] 外壁や建物内の壁面の多くにガラスを採用しており、建物の内と外にいる人が互いの様子や気配を感じ取ることができる

  • フローリアン・クラール《アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3》2004  妹島和世+西沢立衛/SANAA《球体のパビリオン「まる」》2016

  • (写真)金沢21世紀美術館 内観 [撮影:渡邉修 提供:金沢21世紀美術館] 美術館の白い壁に映えるラビットチェア

  • アートライブラリーにはアルネ・ヤコブセンのスワンチェアが

金沢21世紀美術館は、まちに開かれ、まちとゆるやかにつながった美術館です。外壁はすべてガラス張りで、館内の床と屋外の芝生はガラスを挟んでフラットに続いています。美術館が新築される以前にこの地にあった学校の樹木を敷地に再配置するなど、市民の記憶もデザインに取り込んでいます。交流ゾーンの回廊部分を歩くと、ガラス越しにさまざまなアート作品が見え、周辺を散歩する人、芝生を走り回る子どもたちなど、金沢の日常も垣間見えます。座らずにはいられないアーティスティックな椅子があちこちに置かれているので、ぜひひとやすみしてください。そして、その姿を屋外から眺めると、あなたが美術館の風景の一部になっている―、ということを想像してみてください。

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アートに囲まれてただ座るだけの贅沢!

おすすめのスポットは、展示室「市民ギャラリーA」と「光庭」の間にある休憩スペース(館内地図はこちら)。マイケル・リンの《市民ギャラリー 2004.10.09 -2005.03.21》の壁画を背に、SANAAデザインのロッキングチェアが置かれています。チェアに座れば、視線の先には、《雲を測る男》と《緑の橋》が。ただ座っているだけで豊かな気持ちになれます。


ヤン・ファーブル《雲を測る男》1998

パトリック・ブラン《緑の橋》2004 

スムーズに入館・鑑賞するためのお役立ち情報

  • スマホで簡単にWEBチケットが購入できる

  • 総合案内・チケット販売所

  • 館内4か所に計477個のコインロッカーを設置

金沢21世紀美術館では、来館者に快適に作品を鑑賞いただくため、さまざまな対策を行っています。

チケット販売所は混雑している場合が多いので、スムーズに入館するための情報を事前にチェックしておきましょう。


 【チケットの買い方をチェック!】

[特別展]

期間限定の特別展をご覧になりたい方は、便利でお得な日付指定のWEBチケットをおすすめします。

希望の日を選んで観覧券を購入し、展示会場入口でQRコードをご提示ください。

★WEBチケットの購入はこちらから

★総合案内・チケット販売所に並ぶ必要はありません。直接会場入口にお越しください。

★当日でもWEBで購入できます。

★特別展のチケットでコレクション展(有料の常設展示)も鑑賞できます。


[コレクション展]

WEBチケットか、当日総合案内・チケット販売所にお越しください。

★有料ゾーンの常設展示です。特別展をご覧になりたい場合は、特別展のチケットをご購入ください。


【入館時のお願いとお知らせ】

★B4サイズを超える荷物は展示室に持ち込めません。館内のコインロッカーをご利用ください。

★館内が混雑し、一定の人数を超えた場合は入場制限を行う可能性がありますのでご了承ください。

★レアンドロ・エルリッヒの《スイミング・プール》の地下部への入場には、当日順番待ち予約が必要です。詳細はこちら

必ず公式WEBサイトでご確認ください。

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欲しい!が見つかる「ミュージアムショップ」

デザイン性に富んだ雑貨やアート系書籍を販売しているミュージアムショップ。期間ごとにテーマを設定してアイテムを入れ替えているコーナーもあるので、来るたびに新しいモノと出会えます。


(写真)ミュージアムショップ

[撮影:池田ひらく 提供:金沢21世紀美術館]

よくあるご質問

Q1.お得な割引券はありますか?
 A. 金沢21世紀美術館のみの割引券はございませんが、お得なチケットとしては「文化の森おでかけパス」(2日間有効1,000円)があります。金沢21世紀美術館をはじめ兼六園など金沢市内の15の観光施設で利用できます。
=文化の森おでかけパス

Q1. 休館日でも見学できますか?
A. はい、館内の一部(交流ゾーン)は休館日でも見学できます。ガラス張りの円形の館内を散策し、恒久展示作品を鑑賞するだけでも十分訪れる価値があります。
※年末年始の完全休館日は建物の中に入ることができません。屋外の作品は鑑賞可
=来館案内 

Q2. 混雑しない、空いている時間帯はいつですか?
 A. 15時以降が狙い目です。金・土曜日は展覧会ゾーンが20時まで開館しているため、17時以降は混雑せず観覧できることが多いです。
=来館案内

Q3. 「スイミング・プール」の上と下(水底)はどちらも予約が必要ですか?
 A. 上から見るだけなら予約不要ですが、プールの中(水底)に入るには事前予約が必要です。 入場日の当日AM9:00からウェブまたは館内の受付発券機で予約できます。
=スイミング・プール 地下部の鑑賞予約 

Q4. 小さな子どもづれでも楽しめますか?
 A. はい、芝生の広場は、お子様もたのしめるアート作品がいくつもあります。館内にはキッズスタジオや託児ルーム(※要予約)、授乳室や無料のベビーカーも完備しています。
=キッズスタジオ・プログラム
= 託児室 

Q5. 荷物を預けるコインロッカーはありますか?
 A. 無料(100円返却式)のコインロッカーを多数ご用意しています。大きなスーツケース等は総合案内で預けることも可能です。
=フロアマップ 
 

Q6.カフェやレストランはありますか?
 A. 地元の食材を使ったメニューが人気のカフェレストラン「Fusion21」があります。鑑賞前後のお食事やティータイムにご利用ください。お子様メニューもご用意しています。
= Fusion21 

※最新の開館状況・利用案内は公式サイトをご確認ください

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観光協会職員がイチオシ!夕方から夜の「交流ゾーン」

夜22時まで開館しているので、夜ならではの幻想的な美術館に出逢えます。ブルー・プラネット・スカイで夕暮れの空を眺めたり、灯台のように光るカラー・アクティヴィティ・ハウスを体験したり。日中に訪れた方でも、ふらりと立ち寄ってみられてはいかがでしょうか?周辺のライトアップスポットを散策するのもおすすめです。

紹介したスポットをマップで見る

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  • 金沢21世紀美術館

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