現代建築めぐり~有名建築家の作品をめぐる~(金沢アーキテクチャーツーリズムモデルコースNo.3)
- 所要時間:
- 約6時間
- 移動手段:
- バス・徒歩
金沢には日本を代表する建築家の作品が数多くあり、世界的にその価値を認められています。それらの現代建築を訪ねるコースです。
金沢駅もてなしドーム・鼓門

金沢の玄関口である金沢駅を利用する人々にもてなしの傘を広げるアルミ構造のガラスドームと金沢の伝統芸能である能、素囃子で使用される和楽器「鼓」をモチーフとした重厚な木造の門。世界で最も美しい駅14駅(2011年:米国旅行雑誌「トラベル・レジャー」ウェブ版)にも選出されています。(建築年:2005年)
◆完成:2005年
◆設計:白江龍三氏(白江建築研究所)
石川県立図書館
本との出会いを楽しむ空間

石川県立図書館、通称「百万石ビブリオバウム」。
2022年7月の開館からわずか1年足らずで累計来館者数100万人を突破し、都道府県立図書館として全国トップの入館者数を誇ります。
まず圧倒されるのは、4層分を大胆に貫く巨大な円形吹き抜けです。
書棚が「段々畑」のようにセットバック(後退)しながら配置されているため、これほどの大空間でありながら、不思議と圧迫感を感じさせません。
円形を基調とした構造は、目的の本を探して歩くだけで自然と館内を巡ってしまう、ウォーキングのような動線の楽しさを生み出しています。
随所に点在する500脚ものデザイナーズチェアは、利用者に「自分の居場所」を選び取る自由を与え、公共施設にありがちな閉塞感を鮮やかに拭い去っています。
◆完成:2022年
◆設計:仙田 満氏、株式会社 環境デザイン研究所
- 住所
- 金沢市小立野2-43-1
- 電話番号
- 076-223-9565
- 営業時間
- 平日:9:00~19:00、土日祝:9:00~18:00
※HUM&Go#の営業時間は上記と同様です
※文化交流エリアは平日のみ21:00まで開館しています。 - 定休日
- 月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始、特別整理期間
本多の森北電ホール

黒川紀章氏の設計。兼六園野球場の跡地に建てられた元厚生年金会館だった建物で、その後、北陸電力が所有し、2009年「北陸電力会館 本多の森ホール」として再スタートしました。外周に金沢町家の断面や用水を取り入れたり、全体の色彩をグレーの利休ねずみ色とするなど、黒川建築としては珍しい穏やかな存在になっています。(建築年:1977年)
2023年7月、ホール名を「本多の森北電ホール」に名称変更。
◆完成:1977年
◆設計:黒川紀章氏
金沢21世紀美術館

SANAA(妹島和世氏+西沢立衛氏)の設計。2010年に建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞している彼らの代表作のひとつとなっています。丸い円盤の中に大小の展示室をちりばめた「まるびぃ」を愛称とする現代美術館。外周は総ガラスになっていてどこからでも入り易く、通り抜けもできる「まちに開かれた公園のような美術館」を建築コンセプトとしています。(建築年:2004年)
◆完成:2004年
◆設計:SANAA(妹島和世氏+西沢立衛氏)
- 住所
- 金沢市広坂1-2-1
- 電話番号
- 076-220-2800
- 営業時間
- 9:00~22:00(交流ゾーン)
10:00~18:00(展覧会ゾーン) - 定休日
- 月曜、年末年始
「金沢海みらい図書館前」バス停下車
金沢海みらい図書館

水玉の真っ白いケーキ箱のような図書館。シーラカンスK&H(堀場 弘氏と工藤 和美氏の建築家ユニット)の設計。
斬新なデザインは「世界の魅力的な図書館ベスト20」(2014年:米国旅行ガイド・フォダーズ)に選ばれたほか国内外の建築賞も数々受賞しており、世界から注目されています。(建築年:2011年)
◆完成:2011年
◆設計:シーラカンスK&H(堀場弘氏と工藤和美氏)
「大野」または「大野港」バス停下車
石川県金沢港大野からくり記念館

内井昭蔵氏の設計。大野町に住み、活躍した幕末の科学技術者でからくり師の大野弁吉の業績を紹介するとともに、「からくり」の世界を様々に展示する施設。木造集成材による回転双曲面の構造を持つ展示室は、それ自体がまるでからくりのような不思議な空間です。(建築年:1996年)
◆完成:1996年
◆設計:内井昭蔵氏








