金沢の「いま」に出会う、おしゃれカフェ案内
工芸や食文化など、本物へのこだわりを大切に育んできた金沢には、近年、古い町家を活かしたリノベーションカフェや路地裏に佇む隠れ家カフェなどが続々と生まれています。空間づくりや素材を吟味し、丁寧につくられたコーヒーやスイーツをゆっくり味わえる一軒が増え、金沢らしい「伝統」と「洗練」が調和した新たなカフェ文化が広がっています。
観光の合間にひと息つきたいときも、まちの新しい魅力に出会いたいときも。金沢のカフェシーンを彩る注目店を、厳選してご紹介します。
いま訪れたい、NEWカフェ
昨年から今年にかけてオープンし、すでに注目を集めている2軒をご紹介。個性豊かなカフェが次々と誕生する金沢では、コーヒーやスイーツはもちろん、空間づくりや過ごし方までセンスが光る店が増えています。わざわざ足を運びたくなる、感性あふれる新店に注目です。
OTAS(オータス)
近江町市場や金沢城公園、兼六園などの観光スポットが点在する大手町の落ち着いた一角に、2025年秋にオープン。スタイリッシュな店内にはテーブル席のほか、ユニークな小上がりの畳席や開放的なテラス席が設けられ、お子様から年配の方までゆったりと過ごせます。浅煎りのスペシャルティコーヒーを中心に、豆本来の個性を引き出した一杯のほか、スイーツやベーカリーメニューも充実。観光客も地元の常連客も、誰もが気軽に立ち寄りやすい雰囲気が魅力です。
https://www.instagram.com/otas_kanazawa/
※掲載写真以外のメニュー
・本日のコーヒー 浅煎りスペシャリティーコーヒーを使った一杯を楽しめる。コールドブリュー/水出しコーヒー 春夏限定で、爽やかな飲み心地が特徴。
・ソイメープルラテ 姉妹店「6APARTMENT COFFEE」でも大人気のドリンク。 ソイとメープルの程よい甘さに、ほろ苦いエスプレッソが絶妙に合わさった一杯。
Cafe INFO
橋場町交差点そばに今年4月オープン。金沢市内でレストランなどを展開する「magazzino(マガジーノ)」が手がけた古民家カフェで、蔵をリノベーションした客室空間は朝・昼・夜で表情が変わり、モーニングからカフェ、ナチュラルワインまで楽しめます。看板メニューは自家製フォカッチャで作る日替わりのパニーニと本格ティラミス。茶屋街観光の途中にぜひ立ち寄りたい一軒です。
まち歩きの合間に立ち寄りたい人気カフェ
観光スポットが点在する金沢のまち歩きでは、合間にひと息つけるカフェもこだわって選びたいものです。コーヒーや軽食をおいしく楽しめるだけでなく、空間や雰囲気にもセンスが感じられるお店なら満足度はぐっと高まるはず。観光の途中に気軽に立ち寄れて、心地よく過ごせるカフェ4軒をご紹介します。
MORON CAFE(モランカフェ)
長町武家屋敷跡のほど近く、旧診療所をリノベーションした店内は、アンティーク家具などが配され、まるで海外のような雰囲気。お肉を使わないヘルシーな一皿やボリュームのあるカレー、キャロットケーキやチーズケーキといった焼き菓子など、できるだけオーガニック食材にこだわった体にやさしいメニューが揃います。モーニング・ランチ・カフェタイムと、時間を問わずに立ち寄れるとあって、多くの人が思い思いの時間を過ごしています。
COWRITE COFFEE(コライトコーヒー)
2024年、にし茶屋街近くに移転リニューアルした人気カフェ。カウンター席・テーブル席のほか、ソファ席や半個室の席と多彩な席種が揃い、さまざまなシーンで利用しやすい寛ぎの空間です。不動の人気を誇る季節のプリンやバスクチーズケーキのほか、モーニングやオープンサンドと、フード類も充実。観光の合間のカフェ利用はもちろん、朝のモーニングから夜カフェまで、時間帯ごとに異なる楽しみ方ができます。 ※夜カフェは不定期となります。
BUNCA CAFE
金沢市文化ホールに昨年5月に登場した、人気カフェ「MORON CAFE」が手がける一軒。天井が高く広々とした開放的な空間には、カラフルで個性的な椅子やテーブルがレイアウトされ、まるでアートギャラリーのような雰囲気。旬の野菜を使ったメニューや素材本来の味を楽しめるメニューを取り揃え、おひとり時間にも、友人・家族との時間にもゆったりと過ごせます。
https://www.instagram.com/bunca_cafe
港町で過ごす、ゆるやかなカフェ時間
海辺の気配を感じるエリアで、日常から少し離れたおだやかな時間を過ごせるカフェが点在しています。ロケーションと空間の心地よさが重なる、金石・大野エリアで人気の2軒をご紹介します。
こつこつおやつ凪(なぎ)
港町・大野にある古い空き家をリノベーションして開いた喫茶室。町家で使われていた家具などが大切に受け継がれた空間は、どこか懐かしさにあふれ、心が和みます。国内で採れる旬の素材の味を生かして丁寧に作られたやさしいおやつとともに、日常の喧騒から少し離れた“凪の時間”を過ごせます。口コミで評判が広がり、遠方から訪れる人も少なくありません。店内の一角では作家の器などの展示販売も行っています。
Cafe de Reverie(カフェ ド レヴェリー)
金石港そばの倉庫をリノベーションした、「ゆっくり流れる時間の中でひとりを楽しむ、自分だけの居場所」がコンセプトのカフェ。シンプルで温もりある店内は、階段状に席が配されたユニークな造りで、中でも大きな窓から煌めく水辺の景色を間近に眺められる窓際が特等席です。フレンチプレスで淹れるコーヒーや世界各国の紅茶に合わせた多彩なスイーツを用意しており、とりわけ表面がサクサク、中が軽やかなワッフルが定番人気です。