金沢の「いま」に出会う、おしゃれカフェ案内

工芸や食文化など、本物へのこだわりを大切に育んできた金沢には、近年、古い町家を活かしたリノベーションカフェや路地裏に佇む隠れ家カフェなどが続々と生まれています。空間づくりや素材を吟味し、丁寧につくられたコーヒーやスイーツをゆっくり味わえる一軒が増え、金沢らしい「伝統」と「洗練」が調和した新たなカフェ文化が広がっています。

観光の合間にひと息つきたいときも、まちの新しい魅力に出会いたいときも。金沢のカフェシーンを彩る注目店を、厳選してご紹介します。

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いま訪れたい、NEWカフェ

昨年から今年にかけてオープンし、すでに注目を集めている2軒をご紹介。個性豊かなカフェが次々と誕生する金沢では、コーヒーやスイーツはもちろん、空間づくりや過ごし方までセンスが光る店が増えています。わざわざ足を運びたくなる、感性あふれる新店に注目です。

OTAS(オータス)

  • 店内には小上がりの席もあり、つい長居してしまいそう。

  • テラス席では四季折々の景色や風を感じながら、開放的なひとときを楽しめる。

  • 「日常や旅の途中で少し肩の力を抜ける場所」をモットーに、さまざまな過ごし方に寄り添う店「OTAS」。 モーニングからランチ、カフェタイムまで、さまざまなシーンで楽しめるスイーツやベーカリー商品を用意。コーヒーだけでなく、お酒との相性も考えたフードメニューを揃え、満足感のある食事が楽しめる。

  • フレンチトースト。 輪島市のベーカリー「Rapport du pain」のカンパーニュを使った一品。自家製塩ホイップと生ハムの組み合わせが人気。

  • バナナマフィン。オープン当初から大人気。バナナをたっぷり練りこんだ生地に自家製カスタードを包み、サクサクの自家製クランブルをアクセントに。

  • シナモンロール。ドリンクに合うシナモンロールを研究して生まれた一品。自家製シナモンペーストをたっぷり練りこみ、焼き立てのシナモンの香りが店内に広がる。

  • アボカドオープンサンド チキンと夏野菜サルサ。なめらかなアボカドに、スモークチキンと夏野菜のサルサを合わせた、朝限定メニュー。

  • 夏限定ランチメニュー「香ばしとうもろこしのオープンサンド」。香ばしく炙ったとうもろこしに、お味噌のやさしいコクとクリームチーズのまろやかさがマッチ。

近江町市場や金沢城公園、兼六園などの観光スポットが点在する大手町の落ち着いた一角に、2025年秋にオープン。スタイリッシュな店内にはテーブル席のほか、ユニークな小上がりの畳席や開放的なテラス席が設けられ、お子様から年配の方までゆったりと過ごせます。浅煎りのスペシャルティコーヒーを中心に、豆本来の個性を引き出した一杯のほか、スイーツやベーカリーメニューも充実。観光客も地元の常連客も、誰もが気軽に立ち寄りやすい雰囲気が魅力です。

https://www.instagram.com/otas_kanazawa/


※掲載写真以外のメニュー

・本日のコーヒー 浅煎りスペシャリティーコーヒーを使った一杯を楽しめる。コールドブリュー/水出しコーヒー 春夏限定で、爽やかな飲み心地が特徴。

・ソイメープルラテ 姉妹店「6APARTMENT COFFEE」でも大人気のドリンク。 ソイとメープルの程よい甘さに、ほろ苦いエスプレッソが絶妙に合わさった一杯。

Cafe INFO

  • 自社の工房で作ったチーズや自家製フォカッチャ、地元の野菜をたっぷり使ったパニーニは日替わりで2~4種類ラインナップ。

  • 名物の「ティラミス」は、コーヒーの苦味とマスカルポーネのコクが絶妙にマッチする大定番スイーツ。

  • 凍らせたメレンゲとキャラメリゼしたナッツが合う冷たいスイーツ「ヌガーグラッセ」。「ピスタチオアイスクリーム」は、キャラメルソースの苦味がアクセントに。爽やかなレモンの酸味としっとりしたスポンジの夏限定「スペシャルレモンケーキ」。

  • 入口すぐのショーケースには、レモンケーキやフィナンシェなどの焼き菓子が並ぶ。8:00~19:00営業。古民家や蔵の良さを活かした、落ち着いたカフェ空間。

  • 店内はベンチ席からはじまり、1階・2階にテーブル席を設ける。

  • 浅野川大橋近く、黄色い外観が目印の「Cafe INFO」。

橋場町交差点そばに今年4月オープン。金沢市内でレストランなどを展開する「magazzino(マガジーノ)」が手がけた古民家カフェで、蔵をリノベーションした客室空間は朝・昼・夜で表情が変わり、モーニングからカフェ、ナチュラルワインまで楽しめます。看板メニューは自家製フォカッチャで作る日替わりのパニーニと本格ティラミス。茶屋街観光の途中にぜひ立ち寄りたい一軒です。

https://www.instagram.com/info.higashiyama/

まち歩きの合間に立ち寄りたい人気カフェ

観光スポットが点在する金沢のまち歩きでは、合間にひと息つけるカフェもこだわって選びたいものです。コーヒーや軽食をおいしく楽しめるだけでなく、空間や雰囲気にもセンスが感じられるお店なら満足度はぐっと高まるはず。観光の途中に気軽に立ち寄れて、心地よく過ごせるカフェ4軒をご紹介します。

MORON CAFE(モランカフェ)

  • さまざまなデザインのテーブルや椅子が配されており、お気に入りの席を見つけたい。

  • 焼き菓子の中で人気の高い「キャロットケーキ」。クリームチーズを合わせ、甘さを控えめに仕上げた大人の味わい。

  • じっくり漬け込んだチキンと飴色になるまで炒めた玉ねぎにオリジナルスパイスを加えて仕上げた「チキンカレー」。素揚げした季節の野菜と、発酵バターをたっぷり使ったマッシュポテトを添えて。

  • 大好評の「フレンチトースト(ベーコンタイプ)」 。自家製フレンチトーストにカリカリに焼き上げたベーコン、ピンクペッパーをアクセントに、季節のフルーツを添えて。

長町武家屋敷跡のほど近く、旧診療所をリノベーションした店内は、アンティーク家具などが配され、まるで海外のような雰囲気。お肉を使わないヘルシーな一皿やボリュームのあるカレー、キャロットケーキやチーズケーキといった焼き菓子など、できるだけオーガニック食材にこだわった体にやさしいメニューが揃います。モーニング・ランチ・カフェタイムと、時間を問わずに立ち寄れるとあって、多くの人が思い思いの時間を過ごしています。

https://www.instagram.com/moron__cafe/

COWRITE COFFEE(コライトコーヒー)

  • 木を基調とした落ち着いた店内は、おひとりでゆっくり過ごす方からご友人・カップル・ファミリーまで幅広い層が利用する。

  • 「みんなで描く、珈琲屋」をコンセプトに、スタッフとの会話や、お客様同士のつながり、ワークショップやイベントも大切にする。

  • 親しい人との会話や静かに過ごす時間を邪魔しない、半個室の席。

  • 具材がたっぷりの「オープンサンド」。豆の個性を活かしたスペシャルティコーヒーを中心に、カフェラテやアメリカーノ、抹茶ラテなどを提供。月替わりのバスクチーズケーキやプリンは素材感と季節感にこだわり、ひとつひとつ店舗で仕込む。

2024年、にし茶屋街近くに移転リニューアルした人気カフェ。カウンター席・テーブル席のほか、ソファ席や半個室の席と多彩な席種が揃い、さまざまなシーンで利用しやすい寛ぎの空間です。不動の人気を誇る季節のプリンやバスクチーズケーキのほか、モーニングやオープンサンドと、フード類も充実。観光の合間のカフェ利用はもちろん、朝のモーニングから夜カフェまで、時間帯ごとに異なる楽しみ方ができます。 ※夜カフェは不定期となります。

https://www.instagram.com/cowrite_coffee/

BUNCA CAFE

  • 約57坪の広々した店内の一部はガラス張りで、壁画がアクセントに。観光客の休憩スポットとしてはもちろん、ホール利用者の待ち時間や、周辺のビジネス街で働く人の憩いの場にも。

  • ベジタブルキッシュプレート。自家製ドレッシングで味わう種類豊富な季節の野菜と、クッキー生地にゴロゴロ具材が入った食べ応えのあるキッシュ。栄養バランス満点のワンプレートだ。

  • ベーコン&エッグベネディクトワッフル。米粉を使ったもちもち食感のグルテンフリーワッフルに、とろりと割れるポーチドエッグ、濃厚なオランデーズソース、香ばしく焼き上げたベーコンとトマト、かいわれを添えて。

  • レモンタルト。ザクホロ食感のクッキー生地に濃厚なレモンカードを重ね、甘さを控えたメレンゲとともに自家製レモネードを添えて、素材本来のやさしい甘みを引き立てる。

  • カフェラテ。市内「GOOD4LIFE 36CAFE」が焙煎したオリジナルブレンドのコーヒー豆を使っている。

金沢市文化ホールに昨年5月に登場した、人気カフェ「MORON CAFE」が手がける一軒。天井が高く広々とした開放的な空間には、カラフルで個性的な椅子やテーブルがレイアウトされ、まるでアートギャラリーのような雰囲気。旬の野菜を使ったメニューや素材本来の味を楽しめるメニューを取り揃え、おひとり時間にも、友人・家族との時間にもゆったりと過ごせます。
https://www.instagram.com/bunca_cafe

港町で過ごす、ゆるやかなカフェ時間

海辺の気配を感じるエリアで、日常から少し離れたおだやかな時間を過ごせるカフェが点在しています。ロケーションと空間の心地よさが重なる、金石・大野エリアで人気の2軒をご紹介します。

こつこつおやつ凪(なぎ)

  • 海に近い大野町の住宅街にひっそり佇む古民家カフェ。店名の「凪」には、「日常のさまざまな刺激から少しだけ離れて、心穏やかに静かな時間を過ごせるお店を」との思いが込められる。おひとり様の席のほかテーブル席、2階は畳のお座敷席が設けられ、港町らしい景色が望める。

  • 旬の素材を用いた手作りのおやつはケーキやタルトなど、やさしい味わいに定評がある。

  • チーズケーキ、季節のショートケーキ、季節のタルト。ブレンド珈琲などといっしょに楽しんで。

  • プリン。あたたかみを感じる器づかいも魅力。

港町・大野にある古い空き家をリノベーションして開いた喫茶室。町家で使われていた家具などが大切に受け継がれた空間は、どこか懐かしさにあふれ、心が和みます。国内で採れる旬の素材の味を生かして丁寧に作られたやさしいおやつとともに、日常の喧騒から少し離れた“凪の時間”を過ごせます。口コミで評判が広がり、遠方から訪れる人も少なくありません。店内の一角では作家の器などの展示販売も行っています。

https://www.instagram.com/nagi.kotsukotsu_/

Cafe de Reverie(カフェ ド レヴェリー)

  • 倉庫の建物の中にカフェの入口が設けられた外観が特徴的。13時~日暮れまでの営業、日・月曜定休。

  • 港のそばの水辺のロケーションとこだわりの家具が彩るおしゃれな空間が多くのファンを惹きつけている。

  • 美しい港の景色を独占できる窓際の席。ゆるやかな時間が流れる。

  • 長野・軽井沢の有名店「丸山珈琲」の豆で淹れる一杯とともに、日常をしばし忘れて過ごす至福のひとときを。

金石港そばの倉庫をリノベーションした、「ゆっくり流れる時間の中でひとりを楽しむ、自分だけの居場所」がコンセプトのカフェ。シンプルで温もりある店内は、階段状に席が配されたユニークな造りで、中でも大きな窓から煌めく水辺の景色を間近に眺められる窓際が特等席です。フレンチプレスで淹れるコーヒーや世界各国の紅茶に合わせた多彩なスイーツを用意しており、とりわけ表面がサクサク、中が軽やかなワッフルが定番人気です。

http://www.cafe-reverie.com/

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