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5分でわかる金沢の魅力

歴史・風土れきし・ふうど

歴史・風土 加賀は天下の書府なり 文学のまち

文学のまち
金沢の文化的土壌の醸成は、古くは加賀藩の文化振興策により、多くの書物が集められたことが挙げられます。明治以降は、「金沢の三文豪」と呼ばれる泉鏡花、室生犀星、徳田秋聲を輩出、また、多くの文人墨客がこの地を愛し、訪れています。現代も五木寛之、唯川恵など、金沢ゆかりの作家が多数活躍しています。
  • 泉鏡花記念館
    泉鏡花記念館 浅野川と、主計町・ひがしのふたつの茶屋街に近く、昔ながらの金沢の面影が色濃く残る地域に建つ。
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    徳田秋聲記念館
    徳田秋聲記念館 黒瓦の屋根や格子の窓など、まちなみと調和する外観の建物。
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    室生犀星記念館
    室生犀星記念館 代表作の直筆原稿や子どもたちに宛てた葉書などが展示されている。
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    三文豪さんぶんごう

    金沢の豊潤な文学土壌をあらわすのが、「金沢の三文豪」の存在です。明治から昭和の文壇で活躍した泉鏡花、室生犀星、徳田秋聲の3人で、それぞれ記念館や文学碑もつくられ、金沢市民には今も身近な存在です。三文豪は金沢を流れるふたつの川、浅野川と犀川のほとりで生まれ育ちました。 華やかで幻想的な作品が現在も映画や芝居によく取り上げられる泉鏡花は現在の尾張町で明治6年に生まれました。生家のあった場所には「泉鏡花記念館」があり、遺品や初版本などを展示しています。また、すぐそばの「久保市乙剣宮」は鏡花が幼いころによく遊んだ場所で「照葉狂言」にも登場します。そのほか、代表作のひとつ「義血侠血」などにもふるさとの情景が鮮やかに描かれています。
    徳田秋聲も浅野川のそばに生まれ育ち、鏡花とは同じ小学校の2年先輩にあたります。自然主義文学の代表的な作家のひとりで、自伝小説「光を追うて」や、ひがし茶屋街を舞台にした短編「挿話」など、金沢を舞台にした作品も多く残しています。浅野川に架かる梅ノ橋のたもとには「徳田秋聲記念館」が整備され、愛用品や自筆原稿、初版本などを展示しています。
    「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」の詩でも知られる室生犀星は、その名にもあらわれているように、犀川のほとりで生まれ育ちました。犀川大橋そばの寺院「雨宝院」の住職の養子として幼年時代を過ごし、「杏っ子」「性に目覚める頃」など多くの名作を残しました。生誕地跡には「室生犀星記念館」が建てられ、近くの雨宝院と共に、多くの文学ファンが訪れています。 金沢城の大手堀そばの遊歩道「白鳥路」には緑の木立の中に三文豪の像が静かにたたずんでいます。

  • 石川四高記念文化交流館
    石川四高記念文化交流館 緑に映える赤レンガの建物は旧制四高の校舎だったもの。レトロなムードの館内も注目。
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    旧制四高ゆかりの作家たちきゅうせいしこうゆかりのさっかたち

    石川四高記念文化交流館として利用されている赤レンガの建物は旧制第四高等学校の校舎だったものです。全国からエリートを集めた旧制四高からは、井上靖、中野重治、森山啓、杉森久英、高橋治らを輩出しており、彼らの著作の中でも青年期を過ごした金沢のまちが登場します。石川四高記念文化交流館では、三文豪をはじめとする金沢ゆかりの作家や旧制四高ゆかりの作家などの資料を数多く展示しています。

  • 金沢文芸館
    金沢文芸館 レトロな建物は銀行として使われていたもの。ゆっくり文学を楽しむことのできるスペースだ。
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    文学の舞台・金沢ぶんがくのぶたい・かなざわ

    多くの名作を生んでいるベストセラー作家の五木寛之は、夫人の故郷である金沢で4年間を暮らし、「朱鷺の墓」「金沢望郷歌」「浅の川暮色」など金沢を舞台にした作品を数多く発表しています。橋場町の交差点にあるレトロな建物「金沢文芸館」には、五木寛之文庫が設けられており、全著作や愛用品、記念品などが展示されています。 その他、「肩ごしの恋人」で直木賞を受賞した唯川恵も金沢生まれの金沢育ち。10年間のOL生活も金沢で経験しており、多くの著作に金沢のまちなみが生き生きと描かれています。

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