令和6年能登半島地震・令和6年奥能登豪雨復興支援事業
「ひと、能登、アート。」展は、2024年 1 月に発生した能登半島地震、さらに9月の奥能登地域における豪雨災害により被災された皆様に寄り添い、復興を支援したいという想いから展開する事業です。
都内を中心とした30もの文化施設・個人などが所有する国宝3件・重要文化財20件・重要美術品1件を含む計86件の文化財が、各所蔵者からの復興への祈りのメッセージとともに石川県金沢市の3会場に集結します。
11月15日に開幕した石川県立美術館での展示(12月21日まで)では、国宝「秋冬山水図」・重要文化財「湖畔」・「見返り美人図」といった東京国立博物館を代表する名品や、桃山時代の七尾出身の画家・長谷川等伯の作品「牧馬図屏風」など能登ゆかりの作品、また本事業趣旨に賛同する各文化施設等が復興を支援する想いを込めて選定した作品計43件(うち、国宝2件、重文14件、重美1件)を出品。
12月9日に始まる国立工芸館には重要文化財「遮光器土偶」(東京国立博物館蔵)といった有名考古作品から、国宝「秋草文壺」(慶應義塾蔵)をはじめ日本陶磁の名品、中国・南宋時代の官窯による青磁碗や、フランス・セーヴルで制作された「竹に透かし彫ティーセット」(三菱一号館美術館蔵)など、古今東西の人々の生活に寄り添い、時に憧れの的となった作品計28件(うち、国宝1件、重文6件)が集います。
12月13日から開始する金沢21世紀美術館では、ルノワールの「ばらをつけた女」(国立西洋美術館蔵)などの西洋の名画や、金沢で学生時代を過ごした、細田守(スタジオ地図)による「おおかみこどもの雨と雪」グラフィック、アーティスト・井上涼が実際に能登の地へ足を運んで取材・制作をした「ネコ耳をつけたウミネコのウネミちゃん」などの多彩なラインナップの作品計15件が展示されます。
数百年の時を重ねて大切に守り伝えられてきた文化財の数々は、自然災害が絶え間なく襲う日本において、時に人々の安らぎの心を求める強い祈りが込められて造られてきたものです。そうした想いを被災された皆様へお届けできるよう、各会場では計30の出品所蔵先からの励ましのメッセージも作品とあわせてご紹介いたします。
プラン基本情報
- 主催事業者名
- 石川県立美術館、金沢21世紀美術館、 国立工芸館、石川県、金沢市、東京国立博物館
この事業者のプラン一覧を見る - 料金
- 各館によって異なる
- 駐車場
- あり
- 詳細URL1
- 石川県立美術館
- 詳細URL2
- 国立工芸館
- 詳細URL3
- 金沢21世紀美術館


