経王寺きょうおうじ

経王寺

山号を寿福山、寺号を経王寺といいます。加賀藩祖前田利家の側室で、3代藩主利常の生母寿福院(千世・千代保)の開基の寺です。創建は慶長10年(1605)で、2代藩主利家が隠居し、利常が襲封 3代藩主となった年です。
寿福院の異母兄滝谷妙成寺14世善住院日淳上人を開山として迎え、実家の菩提寺・越前府中経王寺より日淳上人の弟子養仙院日護上人を2世に招き常住とし、藩祖利家の菩提を弔わせました。また日護上人は祈祷の効験あらたかな僧でしたので、寿福院の護持僧として、度々金沢城内にて若君や姫君がたの当病平癒の御祈祷を勤めました。
加賀騒動の悲劇のヒロインとして難を受けた6代藩主吉徳の側室お貞(真如院殿妙本日融大姉)の墓所(市文化財)があります。寺宝として、寿福院御寄付と伝えられる宝塔絵曼荼羅等三幅対の画像があり、木像彩色河濯明神立像、真如院が生前拝まれた御内仏が格護されています。また、「宝暦第六(1629)暦五月二十九日」の銘が入った五重石塔も有名です。

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