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金沢に夢中!旅したくなる体験リポート

柳宗理記念デザイン研究所から尾張町界隈を散策

体験リポート
柳宗理は日本のプロダクトデザインの第一人者

ニューヨーク近代美術館の永久所蔵に認定されているバタフライスツール

1940年に東京美術学校(現東京芸大)洋画科を卒業した柳宗理(1915~2011)は、1954年に金沢美術工芸大学工業デザイン科主任教授に就任しました。フリーランスのデザイナーとしても幅広く活躍し、ニューヨーク近代美術館の永久所蔵に認定されたバタフライスツールを代表作に、東京オリンピック聖火トーチホルダーや札幌オリンピック聖火台などのほか、日常生活に密着したキッチン用品や家具など、優れたデザインの作品を発表しています。


柳氏のプロフィールも詳しく知ることができます 実用的で温かみのある住空間を表現しています

食器は和から洋まで幅広いジャンルを手がけています 使い勝手がよく、飾っておいてもお洒落な調理器具

丸いちゃぶ台を思わせる和の趣あふれるコーナー

表扉を開いて中に入ると、左手に「柳宗理記念デザイン研究所」展示資料室があります。柳宗理氏から、およそ7000点の資料を寄託されたことをきっかけに開設された展示館だそうです。入館無料の館内には、彼の代表作であるバタフライスツールをはじめ、日常使いの暮らし風景が整然と並んでいます。ここにある約200点のほとんどが市販されているもので、実際に手にとって触れて感じてほしいとの思いから説明文はいっさいありませんでした。手に取ってみるとしっくりと手になじむものばかり。制作段階で何度も試用を重ねたということで、デザイン性はもちろん、機能性や実用性も重視してつくられているのですね。食器も調理器具も家具もすべてシンプルで洗練されたデザイン、そして使いやすさ。ファンになりました(^_^)/


昭和4年建築の国登録有形文化財「金沢文芸館」

アーチ窓がステキなモダニズム建築です

さて柳宗理記念デザイン研究所からは、国道159号を武蔵ヶ辻方面に散策。このエリアは尾張町といって、江戸時代に加賀藩祖前田利家が、愛知県の尾張荒子から商人や足軽たちを呼び寄せ、住まわせたのが始まりだそうで、古い商家の建物や洋館などが点在しています。
まずはじめは、柳宗理記念デザイン研究所の斜め向かいに建つ金沢文芸館。1929(昭和4)年に銀行として建てられたもので、簡略化された擬ルネッサンス様式。昭和ロマンがただよっていますね。館内には金沢三文豪の資料をはじめ、金沢五木寛之文庫が常設されています。入館は一般100円、高校生以下は無料です。日没~22時までライトアップもしていますよ。


昭和5年建築の国登録有形文化財「ギャラリー三田」

日没~21時ごろまでライトアップしています

金沢文芸館から約80m、やはり国登録有形文化財に指定されている西洋風の建物、ギャラリー三田(旧三田商店)があります。1930(昭和5)年に、帝国劇場をモデルに建てられらそうで、当時は輸入の小間物や雑貨などを販売。現在は1階のみギャラリー(入館無料)として使用されています。建物には昭和モダンがあちこちに散りばめられ、スクラッチタイル貼りの壁やステンドグラス、バルコニー風の窓など、とてもロマンチックですね♡


金沢市指定保存建造物「福久屋石黒傳六商店」

江戸時代に建てられた建物で、市の保存建造物に指定されています

風格ある商家の構えを持つ建物で、1852(嘉永5)年の建築とみられています。当時は薬種商を営んでいた石黒傳六家の店舗兼住宅として建てられ、現在も薬屋として営業しています。大屋根は腕木構造で、2階の外壁には白漆喰塗り込めの「虫籠窓(むしこまど)」があり、両脇には袖壁も付いています。現在も店舗兼住居としているため内部見学ができませんが、江戸時代から変わらず住まいも仕事も続けているなんて、すごい!としか言いようがありません。金沢の底力を見た思いです。


旧商家を復元した交流施設「尾張町老舗交流館」

1階展示室の奥には昔懐かしい箱階段があります
尾張町絵図の写しは説明してくれますよ

金沢の文化や歴史を大切に守り、後世にも伝えていきたという思いで開館した施設。旧商家だった家を復元しており、奥行きの深い伝統的な商家の造りや、今では珍しい箱階段、帳場の様子など、大正ロマンがただよいます。
入館は無料で、1階には、1811(文化8)年の尾張町町絵図が展示されているほか、金沢の観光案内パンフレットも入手できます。観光のことで質問があれば、常駐スタッフに聞いてみましょう。尾張町のことや金沢の歴史、道案内など、わかる範囲で答えてくれますよ。


商業施設「ル・キューブ金沢」NEWオープン

2014年4月26日にグランドオープン!

武蔵交差点の角に新しく誕生した複合商業施設、「ル・キューブ金沢/かなざわはこまち」。贈り物の箱をイメージした、ひと際目を引くキュービックなデザインが話題です。1階から3階に17店舗が入っており、和菓子店や洋菓子店、はちみつ店、レストラン、カフェ、和雑貨店などジャンルも多彩です。その向いには近江町市場や百貨店のエムザなどもあり、ショッピングや食事を楽しみたいですね。


過去の体験リポートはこちら

スポット情報
<柳宗理記念デザイン研究所>
電話/076-201-8003
所在地/金沢市尾張町2-12-1
営業時間/9:30~17:00
定休日/月曜(祝日の場合は開館)、年末年始
料金/入館無料
交通/JR金沢駅から北鉄バスまたはJR西日本バス橋場町方面行きで約8分、
橋場町下車、徒歩1分
駐車場/7台分(内1台は車いす専用)
HP/http://www.kanazawa-bidai.ac.jp/www/contents/yanagisori/index.html
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