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金沢に夢中!旅したくなる体験リポート

主計町で本物のお茶屋体験

体験リポート
「金沢芸妓のほんものの芸にふれる旅」に参加しませんか。

金沢市と三茶屋街が主催する「金沢芸妓のほんものの芸にふれる旅」をご存じですか?
本来は一見さんお断りのお茶屋ですが、金沢伝統のお茶屋文化に親しんでもらうため、ひがし、にし、主計町の三茶屋街で、気軽にお茶屋の体験をすることができるんです!参加費は1人3,000円で、内容は各お茶屋さんで多少異なりますが、まずは芸妓さんの三味線や唄、踊りを見学し、お茶と和菓子を頂きます。続いてお座敷太鼓やお座敷遊びを見学&参加と、とっても楽しく珍しい体験です。開催日時が定められていますので、事前予約が必要です。


主計町茶屋街の「一葉」でお茶屋体験を満喫!

歴史あるたたずまいにちょっとドキドキ

さて私たち、ひと足先にお茶屋体験をしてきました!
今回の体験場所は、主計町茶屋街の一葉(ひとは)です。格子戸をくぐると小さなお庭があって、日本情緒たっぷりです。本日の参加者は15名。お座敷に通され、いよいよお茶屋体験のスタートです。4人の芸妓さんが挨拶され、まずは笑弥(えみや)さんの影笛(闇笛)から披露されます。襖の向こうから聞こえる優雅な笛の音に聴き入ったあとは、若奈ねえさんの三味線とまゆねえさんの唄に合わせて、笑弥さんの踊り。続いて女将のたか子さんの踊りを見学。扇子やうちわを使った、粋で艶やかな踊りに目を奪われます。


視線や指先にまで感情が込められているんですね

着物姿も立ち居振る舞いも美しい芸妓さんですが、みなさん、とってもお話も上手。「どちらからいらしたの?」と声をかけてくれたり、芸妓やお茶屋の知らない世界の楽しいお話を聞かせてくれます。どんな質問にも気軽に答えてくれるので、普段はなかなか接する機会のない芸妓さんを身近に感じることができました。


芸もお話も上手な芸妓さんに憧れてしまいます

お茶屋体験では美味しい和菓子とお茶も頂けます♪
金沢は古くから茶の湯が盛んで、お茶とともに出される四季折々の和菓子が生み出されてきました。職人さんが丹精込めて作った季節を映した和菓子は繊細で愛らしく、食べるのがもったいないほど。じっくり目で楽しんでから頂きます!


甘さ控えめで、いくつでも食べられそう

お茶のあとは、芸妓さんといっしょに太鼓を使ったお稽古やお座敷遊びを楽しみます。私たちも太鼓のお稽古に参加。「ドンドンツクツク」、と芸妓さんの掛け声に合わせて、力いっぱい太鼓を叩いてストレス解消?
お座敷遊びの「おまわりヨイヤサー」は、じゃんけんで勝った人が太鼓を叩き、負けた人がその場で一回転、3回連続で負けたらおしまいという大人の遊びです。簡単そうですが、いざやってみると素早く回転するのが難しい!芸妓さんや参加者の皆さんと一緒に大盛り上がりでした。


笑弥さんの負け。でもさすが、くるりとまわっていました

リズム感よくー!あれっ、まちがっちゃった(^_^;)

茶屋街へと通じる秘密の階段?あかり坂と暗がり坂

こちらがあかり坂。上と下の雰囲気がかなり違います

一葉を出てすぐに、「あかり坂」という石段があります。
この階段坂は、ずっと名無しだったのを、平成20年、金沢にゆかりのある小説家の五木寛之さんが、自らの作品の中で命名されたのだそうです。ゆるやかに曲がったあかり坂を下ると、主計町の細い路地に出ます。石段の上り口にはあかり坂と書かれた石柱がありました。


こちらは暗がり坂。夜はまた違った雰囲気

下りて左に曲がって進むと主計町事務所があり、その角から、こちらにも上に続く石段があります。「暗がり坂」と呼ばれる階段坂で、昼間でも暗いことからこの名前が付いたそうですが、この日は本当によく晴れていて「暗くないね~」と言いながら石段を上る私たち(^^;)。かつては、尾張町の旦那衆が人目を避けて茶屋街に通うため、この暗がり坂を使っていたそうですよ。
上った先は久保市乙剣宮の境内に通じています。


生誕140周年の泉鏡花。その記念館を訪ねました

かつて泉鏡花の生家が建っていた場所です

ロマン主義作家として知られる泉鏡花。彼が幼い頃、遊び場所にしていた久保市乙剣宮のすぐそばにある生家跡に記念館が建っています。金沢の三文豪の一人である泉鏡花は、今年で生誕140周年を迎えます。泉鏡花文学賞制定40周年にあたった昨年。これを記念して企画制作された話題の『絵本 化鳥(けちょう)』は、泉鏡花の世界をそのままイラストで表現した異色作。和風でありながら現代的な要素も感じる不思議なイラストが描かれ、子どもから大人まで惹きつけられるような魅力があります。何度も描き直したという「羽の生えた美しいねえさん」のイラストは必見!記念館では読むこともでき、併設のショップでは購入もできます。


幻想的な世界に迷い込む『龍潭譚(りゅうたんだん)』のお話し

館内では、泉鏡花の生い立ちや人となり、作品などを展示紹介し、自由に鑑賞できるようになっています。学芸員が在中の場合、希望すれば解説もしていただけるとのこと。今回はあらかじめ予約を入れてあったので、詳しい話を聞きながら見学。幻想的な作品のイメージが強い泉鏡花文学ですが、実は現実的な作品も多くあります。「鏡花は9歳でお母さんを亡くしているので、亡き母への思いを描いた作品には幻想的なものが多いですね」というお話に、ウーンなるほど!と納得する私たち。こうやってお話を聞くと、ちょっと難しそうな作品も読んでみたくなりますね。


泉鏡花の年表も分かりやすく説明してくれました

記念館には鏡花に関するさまざまなものが展示してあり、鏡花の本の装丁を手がけた画人たちの絵には思わず見入ってしまいました。どれもこれも繊細で、泉鏡花作品のイメージにぴったり。今回、特別に展示してあった『幽霊』という掛け軸は、鏡花も参加していた怪談会の場に飾られていたのだとか。この掛け軸の前で鏡花は一体どんな怪談を話したのでしょうか。とても怖そうですが、ちょっと聞いてみたいかも?


書籍や、卯年の鏡花にちなんだうさぎグッズも購入できます

凝ったディスプレイの土蔵を利用した展示室

過去の体験リポートはこちら

スポット情報
 
<金沢芸妓のほんものの芸にふれる旅>
実施日/平成25年6月8日(土)~平成26年3月29日(土)の土曜日のみ開催。※7・8月および年末年始等は開催不可。
時間/13:00〜14:00
開催場所/ひがし・にし・主計町茶屋街の各お茶屋
参加費/3,000円(お茶とお茶菓子付き)
問合せ/金沢市観光協会 ☎076-232-5555(平日9:00~17:30)
詳細・お申込みはホームページへ
泉鏡花記念館
<泉鏡花記念館>
電話/076-222-1025
所在地/金沢市下新町2-3
営業時間/9:30~17:00(入館は~16:30)
定休日/無休(展示替え期間と12月29日~1月3日は休館)
料金/入館一般300円、高校生以下無料、65歳以上200円
(※特別展は別途料金必要)
交通/JR金沢駅から北鉄バス橋場町方面行きで約7分、橋場町下車、徒歩約3分
駐車/4台
HP/http://www.kanazawa-museum.jp/kyoka/
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