卯辰山山麓寺院群秘仏巡り(約3時間)

所要時間:
約3時間
移動手段:
徒歩

ひがし茶屋街の背景をつくる卯辰山には、藩政期以前から多くの寺社が建立され、現在は「卯辰山山麓寺院群」として、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
山麓一帯は緑に覆われ、寺の間をつなぐ小道をたどり、金沢の市街地を眺望しながらの散策は、心が洗われるようです。歴史ある古刹には、あまり人目に触れていない秘仏や秘宝も多く、卯辰山山麓寺院群の散策は、ひと味違った金沢が発見できるでしょう。

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ひがし茶屋街

金沢らしいフォトジェニックな風景が撮影できる場所

ひがし茶屋街

金沢文化を代表する茶屋街のひとつ。和の趣を感じるフォトジェニックな写真を撮影するには最適なスポットです。着物をレンタルした女性観光客が伝統的な町並みをバックに撮影している姿が多く見られます。また、格式ある割烹や、お洒落な町家カフェ、伝統工芸品を扱うセレクトショップなどが立ち並び、金沢らしいグルメやショッピングが楽しめます。作家・五木寛之作品『朱鷺の墓』の舞台としても有名。外国人観光客も多く、情緒溢れる古い町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

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住所
金沢市東山

圓長寺(一切経)

圓長寺(一切経)

ひがし茶屋街の入り口にある、大きな銀杏の木と海鼠(なまこ)塀の寺です。この寺の御輪堂にある一切経は、全てのお経が収められているとされ、ひと回しすれば全てのお経を読んだことになるといわれています。


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住所
金沢市東山1-4-40
約10分

宝泉寺(名人越後の摩利支天像)

宝泉寺(名人越後の摩利支天像)

この寺の本尊・摩利支天は、加賀藩の祖前田利家公の守り本尊ともいわれています。この境内からの眺望は素晴らしく、金沢市街が一望できます。
この寺の樹林は保存樹林に指定され、境内には泉鏡花の小説で、魔神の棲家とされた五本松もあります。


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住所
金沢市子来町57
宇多須神社を通り約15分

蓮昌寺(阿弥陀如来立像)

蓮昌寺(阿弥陀如来立像)

卯辰山山麓寺院群の中央に位置し、盂蘭盆には燈籠寺として知られる天正十年創建の古刹。
泉鏡花の絶筆「縷紅新草」の舞台となったこの寺には丈六の木造大仏・釈迦如来立像があります。
また、山門は金沢市の指定文化財となっています。


※釈迦如来立像は金沢の四大仏の一つで、ほかに卯辰山・玄門寺の阿弥陀如来立像、寺町・浄安寺の阿弥陀如来坐像、寺町・極楽寺の阿弥陀如来坐像が数えられます。

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住所
金沢市東山2-11-23
約5分

西養寺(釈迦出山図)

西養寺(釈迦出山図)

天台宗の古刹西養寺の樹林は金沢の保存樹林に指定され、四季折々に桜・新緑・紅葉が美しい。
この寺に秘蔵される「釈迦出山図」の掛軸は、見つめていると釈迦如来の目が動くといわれています。本堂と鐘堂は金沢市の指定文化財。


※釈迦出山図拝観は事前予約 076-252-0532

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住所
金沢市東山2-11-35
約5分

全性寺(わらじ門)

全性寺(わらじ門)

卯辰山山麓寺院群の中でも、飛びぬけて美しい楼門「仁王門」があり、金沢市の指定文化財となっています。
この楼門には、健康と健脚を願って奉納された大わらじが掛けられているのも珍しいです。付近には寺院の趣のある塀が連なり、見どころとなっています。

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住所
金沢市東山2-18-10

その他の秘仏や見所

その他の秘仏や見所

善妙寺(摩耶夫人像)
土中より発見された日月天子像を祀った寺で、泉鏡花が母の面影を偲んだという摩耶夫人像があります。

心蓮社(目開き阿弥陀)
目開き阿弥陀と呼ばれる国の重要文化財「絹本著色阿弥陀三尊来迎図」が寺宝。
この寺の遠州流庭園は、金沢市の指定文化財。

来教寺(六地蔵・八卦の寺)
本堂内陣は神社様式で、金毘羅さんも祀られている門前の六地蔵は様々な功徳があるとされ、八卦の寺としても知られています。

本光寺(彫刻)
二千坪の敷地に樹林が広がるこの寺には、文化元年建立の薬医門が残されています。
本堂門の彫刻も見事で、卯辰山山麓寺院群散策の見所。

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